北斗旗08観戦小記
投稿者:澤井
行ってきました。今回は数日前までは予定になく、いかに通常の生活設計を変えずに行って帰ってくるかがテーマでした。
土曜日の総本部稽古後にいつものように酒宴、その後ひとり新宿から夜行バスで仙台に向かいました。朝5時半到着、10数年ぶりに早朝「吉牛」を食べて昔をなつかしみ、そのまま仙台プラザホールに行って、会場設営に加わりました。今回は、床にマットを一枚敷いただけの試合場。投げられたら痛いだろうな、と思いました。
結果は、大道塾ホームページ速報にあるように総本部からは堀越選手が優勝。決勝戦は、帯広支部から吉祥寺支部に出稽古に来ていた田中俊選手で、延長までもつれこむ好試合でした。堀越選手は計量直前までいっしょに会場設営のゴミ捨てをしていたからでもないでしょうが、2回戦までは見た目に覇気がありませんでした。しかし、乗ってくると持ち前の柔軟性とスピードには他を凌ぐものがありますね。
全体としてはKOまではいかないまでも打撃でぐらつく試合も多く、また関節技による怪我人が続出しました。勝敗の上では、やはり寝技が明暗を分けていた印象です。個人的には、日頃松原先生がテーマとして上げている「組んでから寝技に移行するまでの間」の技術に発展の余地があると思いましたし、参考になりました。
閉会後、身体中のありとあらゆる穴から舌が出てくるくらいに、牛タンを食べました。まあ、これが旅の目的の3割くらいを占めていたと言っても過言ではありません。その後、有志と別れて、仙台の街を2軒ハシゴ。最後には、広島カープファン達と久々の勝利と来年の交流戦でまた会うことを誓って、お祝いをしました。行こうと思えば行けるものです。いやぁ、よかったよかった。
ディスカッション
コメント一覧
いい大会でしたね。
特に軽、中量級はベテランと若手の戦いが多く面白かったです。
しかし、あの後二軒行ったんですか。
タフですね~
🙂
私も初めて体重別を観戦させて頂きました。
体重別ということもあって、
試合はテクニックの競い合いがメインという感じで
選手同士の手も合い
見ごたえのある試合が盛りだくさんでした。
中でも堀越君の落ち着いた試合運びには
感心すると同時に
同じ総本部の端くれとして
誇らしく思いました。
また東北本部の佐藤剛師範から
ビジネスマンの皆様へということで
仙台のお酒を頂きました。
私は今週土曜日の練習には出られませんので
さくらに預けておくように致します。
皆様で楽しんで頂ければ幸いです。
佐野先輩、牧先輩、
会場設営から審判、司会と大変お疲れ様でした。試合でも新旧の先輩方が出場されており、見所満載で、A面B面を同時に見たいのに!というカードがしばしばでした。他にも名選手が出場予定だったなどの噂を聞き、ミーハー的に見たかったです。
打撃のテクニック、迫力といい、レベルが高く、自分には無理だなと思いました。しばき合いや力相撲につきあわなくても良い方法があるのならば別ですが(笑)。正直、見終わって脱力感みたいなものがありました。
皆様、大変お疲れ様でした。
私は土日と東大(駒場のほう)で開かれた学会に出席しており、
仙台が実家というアドバンテージを全く活かせませんでした:cry:
実家から会場まで自転車でも10分弱なんですが…。
さて、澤井さんが報告してくださった中量級を含めて、浦和支部HPにはかなり詳しい観戦記がでていますし、吉祥寺支部にも悔しさがストレートに伝わってくるコメントがでています。
興味ある方は、そちらも覗かれると良いと思います。
皆さん
どうもお疲れ様でした。駒場の教員なのに、仙台に土曜日から行っていました。
今回私は初めて本戦で審判をいたしました。攻撃を受けてがっくりと来ていない段階から効果を取るのは、なかなか難しいと感じました。
判定は、他の審判とは半分は違っていました。ずいぶんと見方が違うものだなぁというのが感想です。ただ、嘉見という聞いたことのない選手が打撃が見るからに下手で、それなのにドタバタとコノネンコを追いかけ回しているのを見て、その前の試合でその選手を副審で一人支持した甲斐があったと思いました。
どうやら組み技の強豪のようですね。コノネンコが一番苦戦した相手でした。
堀越君は一回戦の本戦はどたばたしていましたが、延長からはうまく距離をとってパンチを当てていました。私は吉祥寺の内弟子・田中俊輔君ともスパーを何度もしたのでどちらも応援していたし、どちらの肩も持ちませんが、空道のルールだと堀越に旗が上がるのは自明です。ミドルと顔面パンチが相打ちだと、ルールではパンチを取ることになっていますから。俊輔は、ミドルに見せかけてローやハイを蹴るべきだったのに、ミドルに拘りすぎたと思います。
ただ、あの戦い方だと堀越君がロシア人相手には危険過ぎます。彼は「次は藤松先輩とやりたい」と私に言っていましたが、その前に世界大会でチャンピオンになってもらわなければならないですから、世界に目を向けてもらいたいですね。
そういえば、前日の会議で今年の秋は体力別で開催することになったのです。来年の世界大会に向けての選抜大会です。藤松君と闘うには、再来年を待たねばならない、ということですね。堀越君には、世界獲りを期待しましょう!
門間さん、
他の試合コメントの紹介をありがとうございます。
地元の仙台吞み、やりたかったですね~。仙台は、牛だけでなく、魚も旨いし(ホヤやホッケの刺身も堪能しました!)、人も愉しげで、いい所ですね。
松原先輩、
前日から会議、審判と大変お疲れ様でした。
コノネンコ選手のパンチは凄まじかったですが、空道ルールではそれだけでも駄目なのだと痛感しました。コノネンコ選手は寝技でも秒殺していたので、まさに最優秀選手でした。組みが強いという印象でもなかったのに、最終的には上になって腕ひしぎで勝っていたと記憶しています。
堀越選手と吉祥寺の田中選手との試合はまさにパンチVSミドルキックの激突の繰り返しでしたけれど、ちなみに延長での判定は延長戦だけを見るのでしょうか、それとも本戦から通算しての判定なのでしょうか?
秋の大会は体重別になったとのこと。世界大会を非常に楽しみにしているので、日本の最強の代表選手がそろうことを願います。
澤井さん
決勝は、本戦で効果などのポイントがあれば延長の判定でそれを合算しますが、本戦で差がない場合は、延長だけでつけます。
堀越君は、延長で効果を取っていましたからね。そのパンチの効果について飯村支部長は異議があるようですが、田中君が二発当てて、すかさず堀越君が四発返したので、効果は田中に一、堀越に二というのが正確ではないでしょうか。
実際、ロシアではそのように旗を上げるようです。それを端折って堀越に効果1となったので、田中の先制パンチを無視している、と飯村さんは受け取られたようです。
いずれにせよ、私は、田中君はもっと飯村流で行くべきだったと思いましたね。途中からパンチの打ち合いに付き合ったので、堀越君のペースに巻き込まれました。
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皆さん
ところで、今週土曜の稽古の後に、塾長主催で堀越君の祝勝会が行われます。場所は追ってお知らせしますが、さくらは開けて下さるなら二次会で飲みにだけ行くことになりそうです。
さくらにも知らせなければいけませんね。>酒井さん
松原先輩
ご回答ありがとうございます。
延長戦ではパンチから組むことが多くなり、そのなかでも田中選手は押し込んだり寝技をかけようとしたりしていたので、身体の強い選手なんだなと思いました。ただ、堀越選手はパンチをまとめて入れるのが巧く、3回戦でも打撃得意な選手をほぼ一方的に殴っていたと思います。空道では一、二発当てたかではなく、最終的に圧倒した方をとるという考え方をしているのだと解釈することにします。
余談:
昨晩、組みがやりたくなり、山崎先輩クラスに1時間遅れながら出ました。思うようにできず、疲れ果てて帰りました。人が集まらないらしく、最近は3週に1回しか来られていないようです。非常にもったいない気がします。