NHK教育テレビ 【柔の道】
投稿者:伊東潮
NHK教育テレビ「歴史は眠らない」9月のテーマは【柔の道】
月毎にいろいろなテーマを掘り下げる番組のようです。
今月は世界選手権大会を踏まえて毎週火曜、全4回に亘って嘉納治五郎から山下康裕まで、あるいは「柔道」から「JUDO」へ、そしてまた「柔道」への回帰を取り上げる模様です。
先週放映分の最後の5分くらいを偶然見まして、大変面白かったのでお知らせしてみました。
番組のことを知らずに、もったいないことをしたと思いました。
たとえば、柔道が「国際化」する大きなきっかけとなった
オリンピックで考えてみよう。
巨大化し、商業化し、国家のエゴばかりが際立つ最近の
オリンピックは、「原点」に帰って、再出発すべき・・・
と、いうのは簡単だ。が、オリンピックの「原点」とは
何? それは、どこにある?
(中略)
柔道の「過去」と「未来」を求める旅を始めてみたいと思
う。
(スポーツライターで本番組の語り手・玉木正之さんの言
葉より抜粋)
今週以降もまだ3回分放映がありますので、ご覧になってはいかがでしょう?
ディスカッション
コメント一覧
黒ひよさん
なるほどね~
気がついていたけど、見なかった。アーカイブを見ようかな。
しかし、玉木さんの解説のタネ本、何分の一かは小生のだからなあ。ネタ元は明示してあったから、パクリじゃないけど。
教育テレビらしくテキストがありましたので読んでみましたところ、中盤から後は「武道を生きる」からの引用があっちにもこっちにもありました。
松原先生の本がなければ成立しない箇所も見受けられたほどです。
ともあれ、世の中がどれほど国粋主義につかろうとも、柔道は右にも左にも傾かないと言った嘉納治五郎はかっこ良いことこの上なし、です。