義援金を募ります
投稿者:松原隆一郎@総本部
松原隆一郎です。
植竹さん、ご提案ありがとうございます。
昨日、土曜日の稽古時間に、総本部に行ってきました。伊東大地さんも来て下さいました。
まだ完全には支部長さん方、そのご家族ご関係者の安否は分かっておりません。残念ながらご自宅が流失された方もおられるようです。
現地入りしたいところですが、阪神淡路大震災と違い、外部からは近づけない状況です。
そこで塾長から集中的に支援をしていただけるよう、義援金を総本部ビジネスマンクラスで募りたいと思います。
お志ですから、それぞれに封をして、次回の稽古の折にでも私にお渡しいただけますでしょうか。責任をもって塾長にお渡しいたします。
ちなみに植竹さんと私を除く第一号は新年会にいらした神戸の「典子さん」と某武道団体支部長の夫君、そのお弟子さんたち、ご友人(兵庫区のラーメン「つぼちゃん」店主)です。ありがたいお申し出と、お受けすることといたしました。
もちろんお志ですから、何も強制するものではありません。よろしくご配慮の程をお願い申し上げます。
ちなみに典子さんからいただいたメールです。
「仙台の大道塾さんにお見舞いをさせて頂きます。
仙台に行って後片付けのお手伝いを・・・とも考えたのですが、かえって足手纏いだろうし、自分がもらって一番助かるものはお金ってことで・・
遠慮はいりません。
お友達として、現実的に助け合いましょう。
たいしたことはできませんが、松原さんもそうだと思いますが、被災者の方の気持ち、痛いほどわかりますから」
ディスカッション
コメント一覧
一緒に稽古した方もいるので心配です。
来週、義援金持っていきたいと思います。
松原先生
提案をおまとめくださいまして、ありがとうございます。
本来であれば、現地入りしてボランティアをしたいところなのですが、町は津波で流され、マスコミも立ち入ることができないと先ほど連絡を受けました。ヘリコプターの取材も市民の不安を煽るとのことです。
私達ができることをして、一刻も早い復旧を祈りましょう。
澤井です。
支部情報が大道塾HPにもまとめられ、安堵と心配が入り混じっています。
義援金は道場仲間として、せめて励ましになればと思います。
すでに皆さんが書かれているように、現時点では小規模な団体で救助に向かっても足手まといになりかねない状況です。今は、ヘリや重機を駆使し、民間業者とも協力して物資を運べるルートを整備してくれる団体を支援すべき時と思います。
例えば、
http://justgiving.jp/
のサイトにあり、協力関係にある CIVIC FORCE では、速報の形で活動状況がわずかながら伝わってきます。代表の大西氏は、アフガン支援で政治家とやりあったり、その後内閣府の会議に加わったり、あるいは大手の食品メーカーなどと協力して炊き出しを行ったりと、政府、NGO/NPO、企業との連携においてノウハウをもっていると思います。これは個人的に信頼して寄付している所なので、判断は個々にお願いしますが、とにかく今は物資の支援を流通の専門にまかせる他ないと思います。
URLがわかりづらかったかもしれませんが、
justgivingという支援金募集サイトにおいて、チャリティ・プラットホーム(チャリプラ)という団体が、支援金の贈呈先をCIVIC FORCEという支援団体に決め、クレジットカード等の手数料を負担する形で全額寄付するという仕組みです。
https://justgiving.jp/donate?charity_id=1515
その他、国境なき医師団もそうですが、行動の早い支援団体に、今は期待するしかないです。効果的に力を集約する、もっと良い方法があるならば、教えていただきたいです。
澤井さん
なるほど、実行可能性については、塾長と相談してみます。
なお、次のようなサイトも参考になるようですね。
http://savejapan.simone-inc.com/
松原先生
淡路島や新潟の時に比べ、政府が早めに動いてくれていると思います。救助も補給も、自衛隊や消防、警察、海上保安の方々があくまでも主体で、活動に当たってくれていると思います。予備費の出動も、米軍の支援も早かったです。でも、今回は実態把握が大変難しい中、少しでも民間から丁寧な枝葉の支援を補助し、少しでも支援漏れがないように活動してもらえればと思っています。
先の支援サイトの金額は、一晩で一千万から一億を突破しました。
澤井さん
いろいろご指摘ありがとう。
私は、災害においてはとりあえずは組織や人間関係の深いもの(家族・親族)の内部で自助努力をし、余力があればその外を助けるべきと考えています。
我々の例で言えば、義援金をどこに送るかは、各人で組織(大道塾)と関係者(勤務先や親族)、そして一般的な共助へとを配分をお考えいただければ、と思います。
私のところにいただいた大道塾への義援金は、塾長と相談の上、避難生活を強いられている方の支援にまずは使わせて頂きたいと思います。仙台南の方でコノネンコさんや長田支部長、浪岡支部長らが避難生活をしておられるようです。避難先を洗い出して物資を送るか持って行きたいと思います。
それと、支部長さん方の間で、東北大会を開催するか否かが議論になっており、実行がそもそも無理という結論に向かっているようです。
これについては、世間になびかず大会を開いてこそ武道家、という考え方もあるようです。
ただ私としては、不可避の災害で助けを求めている人の近くで肉体的エネルギーを消尽するのは、気が引けます。大会を開いたとしても、終了後にはその足でボランティアに向かうべきではないかと思います。エネルギーを社会の役に立ててこその社会体育と考えるからです。
松原先生
災害における援助の形は私も同感です。初動の段階では、どこか行動の早い団体に少しでも活動してもらえればと思って上記の紹介をさせていただきました。(その団体は現在、最も支援が必要と判断した気仙沼にしぼって、市議政と協議して避難所に物資を運んでいるようです。)
仙台に関しては、本日ようやく(社会福祉法人)社会福祉協議会による災害ボランティアセンターが開設されました。まだ一般のボランティアは受け入れていないようですが、徐々に避難所における作業において人手を広く募ると思います。ただし、個人的な物資の提供は受け付けていないので、個人宛に物資を送る事はできません。(ボランティアの規定については、内閣府のHPなどを参照ください。)今は、ともかく個人へというよりも、被災者全体の環境を少しでも改善する援助をする以外に、個人を助く手段もないと思っております。
上記の災害ボランティアセンターなどの資金の大部分は、中央共同募金(いわゆる赤い羽根)から出るはずです。厚生労働省が、昨日から募金を始めました。
http://www.akaihane.or.jp/topics/detail/id/61/
災害ボランティアの活動の協力は、上記のような災害ボランティアセンターにおいて、また、その資金の援助にはこの募金からということになります。仙台にかぎらず、まんべんなく支援するには今はこの方法で行う以外にはないと思います。初動から次の段階(つまり行政が動き始めた)ので、今度はこちらの活動を支援したいと思います。
一刻も早く生活環境の改善されることを祈ります。
長文失礼しました。
澤井
松原隆一郎です。
本日、仕事で富士福祉事業団の枝見太郎さんとお会いしました(TV収録)。
一般的なボランティアにつきいろいろ尋ねたところ、やはり宮城南や岩手の現地は阪神大震災の初日の状況にも達しておらず、素人が入れる余地はないそうです。
枝見さんは明後日から三陸周辺入りされるといいます。プロが地ならしするのにも相当時間がかかりそうですね。
それまでは募金がもっとも効果的なようです。
東北大学は4月末まで休校です・・・・
私の職場も活動停止です。電気をなるだけ病院に廻さなくては成らないので。
月末の学会も中止になると思います。
上記の赤い羽根とか社会福祉法人に不信感がある人(自分がそうなんですが)は、
ジャパンプラットホームへの寄付が信頼できると思います。各NGO/NPO団体とのつながりが深く、的確に配分してくれそうです。運営費(人件費など)への配分率は低い団体だと思います。お上のよりは。
http://www.japanplatform.org/top.html
と、色々掲載してしまいましたが、活動内容や振り込むなどはご自身でご確認ください。トラブルの責任は負いかねます。
澤井@皆様へ
松原です。
二週間で、多くの方から義援金を頂戴いたしました。とりあえずまとめておきます。
お志であり、もちろん強制ではありませんのでお名前は公表しませんが、多くの額をどうもありがとうございました。
このお志は、大道塾の中で被災された方の支援に使うということがみなさんのお気持ちと考えますので、どのような方向で使われるのか、塾長と指針を相談いたします。
そしていつどのように使うのか、使い道が決まり、実施されたなら、このページでご報告いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
松原隆一郎です。塾長に、震災関連についてお伺いし、回答をいただきましたので、報告します。
質問①
私のところにも義援金が集まっているので、使い道を決めねばなりません。現在、どなたがどの避難所におられるのかとか、不足している物資は何かとか、郵送は可能かとかいった情報は本部の方で集約しておられますでしょうか。
また、優先度の高い(浪岡支部長は心労が募っておられるのではないかと拝察します)被災者はおられるのでしょうか。それとも、現地に託してどなたかに配分していただいたり情報を先方で仕切っていただいたりした方がよいのでしょうかお分かりのことがあればお知らせいただけませんでしょうか。
<== 本部としては義援金は一旦全部まとめて、被害の程度により割合をきめて渡そうと思っています。 被害の程度については、支部長のは大体分かってきてるし、塾生については流失した道着類のアンケートを取ったりしていますが、今日明日と仙台から石巻、気仙沼(少年部)と回って確認してきます。
質問②北斗旗の本戦は、どこで開催されるのでしょうか。仙台となると、5月であっても開催することに抵抗のある人は多いと思います。私も、仙台に行って被災者の支援をせずに大会を観戦するだけというのは、公的な立場からも困難です。他の地区であれば、開催に異存はありません。代替地となると早く探さないと難しくなると思いますが・・方針をお知らせいただけませんか。
<==仙台の場合は各地の支部長も「自分たちの方からは言い出せません。東北地区の支部長がやろう!と言えば当然みんなで成功させますが・・・」という意見でその通りだと思います。もしそうなっても体育館の関係や住民感情がそこまで回復していない場合を考えて、名古屋と、大阪に場所を探すように行ってますが、調整会議はどこでも終わっているので、どうなるか…4月半ばまで様子見と言う所です。 *********************** 以上ですので、いましばらくお待ち下さい。
塾長よりご返信があったとのこと、安堵いたしました。
結論をお待ちしたいと思います。
義援金をみなさんから頂戴した、その後の活動につき、ご報告します。
中川多賀城支部長に電話しました。ご無事の様子でしたが、道場一本を仕事としてこられたため、現在見込みが立たないご様子でした。
長田支部長に電話しました。仙台西は山側のため、PCが壊れただけで、ほぼ無傷とのことでした。
浪岡仙台南支部長は、避難所からは出られたもののお一人になられておられました。
他の仙台周辺の様子につき、東北本部の佐藤順さんに情報を集めていただきました。
私に佐藤さんからいただいたメールは、おおよそ以下の通りです。
*************
①仙台東支部は、津波で家を流されてしまった子ども逹が数名いるとのことです。
これらの子達は、今後の生活基盤をどうするかも全く見当つかない状況であるということで、一名を除いてみな退会してしまったとのことです。
その他の塾生については生活も日常に戻りつつあり、特に支援は必要ないとのことでした。
仙南支部は、十数名の塾生が津波の被害を受けたとのことです。
道着等については総本部から既に同様の申し出があり、号数など報告済みとのことです。
こちらの支部は被害状況の深刻な子ども逹も多いため、支援いただけるのであれば何でも…とのことでした。
②石巻から回答がありました。石巻は市の半分以上が瓦礫の山と化してしまったそうです。
復旧・復興までは長丁場になりそうだ、とのことです。
また選手クラスの塾生3名は、みな車や家ごと、津波にさらわれてしまったそうです。
東北本部は、先日の余震で、練習再開の目処が全く立たなくなってしまいました。
せっかく練習を再開したばかりだったのですが…
今後は、公共の施設の利用も考えて行かなければならない状況です。
まさか公園など野外で…ということはないと思いますが。
************
我々ビジネスマンクラスでいただいた義援金は、総本部で集めたものとは別ルートで、我々の稽古に縁のあった佐藤繁樹・仙南支部長、佐藤順さんの東北本部への支援に充てることとしました。
現在、稽古場が避難上になっていて、ご自宅で稽古を再開された仙南支部には「投げ込み用マット」。
東北本部には、キックミット・16オンスグローブ各5組
石巻支部には6号道衣3着、飲食料6万円分
をすでに発送しました。
****************
物品をお送りするだけではと、昨晩から私と伊東潮さんとで深夜バスにてお見舞いを計画していたのですが、余震がこの一週間続発したので、延期することとしました。後日、再チャレンジするつもりです。
松原先生,総本部ビジネスマンクラスの皆さんのご支援,心より感謝いたします。
仙台は,少しずつこれまでの日常を取り戻しつつありますが,それでも,自宅から海側に5分も車を走らせると,一面の瓦礫の山に圧倒されてしまうのが現実です。
正直,途方に暮れてしまうようなこともありますが,皆さんの励ましの気持ちを無駄にしないよう,今,自分たちにできることを精一杯頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
佐藤順さん
このたびは、情報蒐集・配送等、仲介の労をとっていただき誠にありがとうございます。
本来ならば、我々ですべてやらねばならないところ、現地で動かせる自動車となると佐藤さんの助けを得るしかありません。本当に助かります。
また、物品を送るだけで不義理をしております。
私は連休明け頃に伺うかと思います。そうなった際には、よろしくお願いします。
昨日、石巻の鈴木清治さんから電話をいただきました。
佐藤順さん宅にお送りした食品を佐藤さんが石巻まで運んで下さり、それについて義援金を頂戴したビジネスマンクラスのみなさんにお礼を述べておられました。
お話によれば、電気はやっと通ったものの、水道はまだまだという状況のようです。
一日も早い復興をお祈りしております。
すみません。
私は自宅の仙台から,職場近くの多賀城・塩釜近辺の鈴木清治さんのアパートまで支援物資を届けただけです。
石巻までは,清治さんにお願いしてしまいました。
私はあまり大したことはしていないので・・・
ちなみに,清治さんも春の名古屋への参戦の決意を固められたようです。
月曜・火曜(5/9,10)と仙台に行ってきました。
東北本部は4月7日の直下型(3.11とは異なるタイプ)の地震で使用停止になったため、より駅に近いところに新しい道場ができました。そこの道場開きに参加してきました。
その日は今回いろいろお世話になった佐藤順さん、コノネンコ支部長、津波に押し流されながら生還した鈴木清治さんに話を伺いました。
また翌日、仙台南支部の浪岡文雄支部長をお訪ねし、被災されたご自宅周辺を案内していただきました。以下、報告します。
http://homepage3.nifty.com/martial-art/2011.5.9.htm
愛知で北斗旗全日本を観戦(副審)をしてきました。
ビジネスマンは二階級で行われ、軽いクラスは吉祥寺の井上さんが優勝しました。何度も挑戦しておられたので、うれしいです。
で、重量級は、80~90キロ、180cmの方もいる中で、佐藤順さんが優勝。さすがですね。しかも気を遣う方で、ご自分が被災者なのに「一の蔵」をお土産に下さいました。所クンに持ち帰るように命じたというのに、帰りには持っていなかったような・・
あと、軽重量級は石巻の鈴木清治さんが優勝。この2人は被災地からの優勝です。立派としか言いようがありません 😮
松原先生はじめ総本部BCの皆さんには,今回の震災に際し,多大なるご支援をいただきました。
心より感謝いたします。
稽古もままならず,ほぼぶっつけ本番に近い試合参加でしたが,何とか結果を出すことができました。
被災地代表ということで,正直プレッシャーも大きなものがありましたが,背負うものの大きさが,自分の実力以上のものを出させてくれたようにも思います。
今後も,この結果に奢ることなく,日々精進していきたいと思います。
本当にありがとうございました。
みなさま
押忍
松原隆一郎です。
先週、水曜日に仙台を再訪しました。今回は、被災された仙台南支部長・浪岡文雄師範のお勤めになっておられる会社の社長さんと面談するためです。夜半に学生時代からの親友という長田支部長もお見えになられました。
浪岡師範が身を寄せておられる会社社長からのお申し出がいろいろあり、また佐藤理事長のお求めもあり、来月に講演等をお引き受けすることとなりました。
また、そろそろ浪岡師範には支部を再開していただきたく、マーシャル・ワールドのミット5対と、拳サポーター5組を送らせていただきました。計54475円となりました。
これまで頂戴した義捐金で援助物資を送らせていただきましたが、残額が4010円となっています。本部の義捐金に合流させるか、別の使い方をするか、みなさまの声も聞きながら決めたいと思っています。
以上、ご報告申し上げます。