えらいこっちゃ!!
投稿者:松原隆一郎@総本部
先週、関西で放映された人気番組「探偵ナイトスクープ」が神奈川テレビで放映されたので見ていたら、51歳のおばちゃんがムエタイをやっていて、思いっきり殴り合いたい、という依頼がありました。
対戦相手を探したところ、なんと大道塾の友好団体・誠空会に49歳の緑帯のおばちゃんがいて、いつも北斗旗に来られる碇井師範が推薦されました。
この二人(合計100歳)が、ベッドギア付きグローブマッチ、首相撲なしで「1.5分3ラウンド」マッチを行ったのであります。試合は最初から最後まで二人ともワンツーワンツーでラッシュ。ときおり右ローを蹴るだけの乱打戦となりました。
最後は51歳のおばちゃんが連打でTKOしましたが、抱き合って「あんた好きや~また闘って~」と叫ぶシーンに西田敏行が涙を流していました。
まあ、前蹴りをちょっとは使った方がいいとは思うが、それにしてもファイティング・スピリットはもの凄いものがありました。私も負けてられん、と思った次第。
ディスカッション
コメント一覧
うわ~、やばそうですねぇ。事故がなくって何よりです。
「ルール(=グローブ)に慣れてた方が勝った」ってことかな?
渡辺支部長
我々も4級の試合でああなります。技術的には、興味深くはありますね。
グローブの技術ということでいうと、ブロックをちゃんとするということがあります。この点では、両者ともにガードよりもパンチ連打に気持ちが向かっていました。
私なら、ガードをきっちりした上で、まずはミドルと前蹴りから行かせます。それが防御になりますので。それで相手の手が下がったら、パンチに移行する、と。
ではどうしてそういった定石通りにならないかというと、理由として考えられるのは、格闘空手だと、
①極真ルールを経てきていること。いわゆる「顔面極真」状態で、顔を動かさずに手を早く動かそうとしている。
②スーパーセーフに素手だと、ガードされても何発かはすり抜けて入るので、連打連打は戦略としてはダメとは言い切れない。
③1.5分だと短いから、とにかく一発でも当てたもの勝ち、という気になる。
といったことがあります。それに大きなヘッドギアなので、パンチがあまり効かないということもあります。しかし、あの組み手は、断定してしまえば、良くないですね。
松原先輩以下、BCのみなさまには大変お世話になっています。
その番組はみていませんが、私もまだ「顔面極真」からぬけだしていないので身につまされます。
試合が短いから一発で決めたい心理には、松原先輩の分析に納得します、私見では、一番多いパターンは③に近くて待ちの状態で最初に良いのをもらってしまうと逆転することがきついのでは?という勘違い?が打ち合いになる原因では?と考えてしまいます。
でも前の伊東先輩のブログにもありますが、前半むりに飛ばす必要はないはずなのはわかっているうですが、いまのとこと「分かっているけどやめられない!」というところで私の場合は組手の進歩が止まっています。
「菜根譚」でも
「声芸姫も晩景に良に従えば、一世の艶花妨げなし、貞婦も白頭に守を失えば、半生の清苦ともに非なり」
で後半をキチンとすることが重要とは思っているんですが、
まだまだです・・・
そういえば別のお話でもありますが、もし、1月6日に稽古が可能ならば参加できるように努力したいとおもいます。
来年もよろしくお願いします。
お世話様です。昨日は年末審査会、お疲れ様でした。>松原さん&ALL
私も昇段審査に参加しましたが、久しぶりなので「顔面極真」にならないかとヒヤヒヤものでした。(^^;)
そのせいかどうか、逆に「ちょっと見すぎてしまったかな~?」というのが反省点。
いくつになっても難しいですね。だから面白いのだけれど。(^^)
また来年もよろしくお願いします。b(_ _)d オスッ!!
渡辺支部長
昇段、おめでとうございます。
それにしても得意技の首相撲、入りが早いですね。このあたりの呼吸は相変わらずでした。
さすが高橋腕を撃破しただけあります。
牧君
昇段、おめでとうございます。
「酒を抜くために」やっている稽古の延長で昇段を賭け、相手が渡辺支部長と中量級チャンプの賀川さん。なかなか厳しい組み合わせですが、勝ち越されました。
これで当分、酒漬けですな?
みなさん、お疲れ様でした。
追記。
個人個人の事情をもっと組み入れて審査を行うという案が、打ち上げで提起されました。この件、支部長会議に提案したいと思います。アイデアがありましたらお寄せ下さい。
スパー経験のない白帯女性が全日本王者の前原と対戦したのは、あまりにも危険でした。