ビジネスマン大会のルールについて

告知・雑談その他

投稿者:松原隆一郎@総本部

ビジネスマン大会の要領について

昨日の大会で挨拶する予定だったのですが、時間がなくてできませんでした。その内容を、此処に記します。

今回から、空道連盟でもBC指数が採用されました。今後はこの指数が定着するものと思われます。提案させていただいた私としても、喜んでおります。

そもそもこの指数を思いついたのは、それまでのBCの試合が新人戦方式だったので不満が募ったせいです(もちろんそれまでは極真ルールが得意で組み技・寝技に明るくない方々が多かったために仕方なかった面はあります)。

30代、40代、50代と分け、それぞれに軽・中・重と分けると9クラスになり、人数が少なくなる一方で極真ルールも混在していました。顔面の試合がやりたいのに極真の稽古をしなければならなくなり、そのせいで週に一度の稽古機会では、組み技・寝技のレベル上がらなかったのです。

しかし、身体指数に年齢という別の次元を入れるとどうしても煩雑になってしまいます。それで「年齢を引く」というアイデアを思いつきました。そのメリットは、次元が下がるので一階級当たりの人数が増えること、年齢一歳で一キロのハンデがもらえるので、トーナメントには向いている指数だということです。それに極真ルールは別にできますので、落ち着いて組み技・寝技に取り組めます。

ただしこの指数でも、階級分けや初戦の相手には年齢ハンデはもらえるものの、長いトーナメントだとハンデの意味が薄れます。そこで

・ 三回戦までにすること(3試合まで)。一クラス上限八人まで。
・ 参加者がたとえば三十人だと、30÷8で4クラスを作り、8人が2クラス、7人が2クラスとして、7人のクラスは片側はトーナメント、反対は三角形の総当たりとして決勝を行うようにします。
・ 決勝も自動延長にはしないこと
・それぞれのクラスで軽い順・同じ支部でないこと・同じ地域でないことを配慮しつつ、対戦を組む

としました。今後はこの方式でBC大会の運営を行っていきます。おそらく私が対戦表を作りますので、そのつもりでいておいて下さい。

 今後、空道は体協加盟など公式化が進みます。正直なところ、それだけでは入門者は増えないと私は思います(塾長は、必ず増える、というお考えです)。それよりも、塾生個々人にとって空道の修行が充実につながるような体勢にすることが重要でしょう。修行がそれぞれの人の人生の役に立つならば、おのずから入門者は増えるものと確信しています。それゆえに日々の稽古内容だけでなく、試合ルールにも配慮していきたいと思っています。次は、審査の改革です。乞う、ご期待。

告知・雑談その他

Posted by admin