末廣智明選手の試合があります
投稿者:松原隆一郎@総本部
以前、大道塾はWARSで外部と交流がありましたが、最近では絶えています。
こうした中、吉祥寺支部に所属する末廣智明選手が、RISEというキックの交流団体で軽量級のトップを決めるトーナメントに出場します。末廣選手は、2004年の春の北斗旗では、軽量級決勝で優勝した平安選手を「殺されるかと思った」というところまで追い込んだ(試合中に肩がはずれて惜敗)強豪ですが、現在はプロのキックの大会に挑戦しており、この団体のエース候補として活躍しています。
6月25日(日)にディファ有明で夕方より試合があります。
私は応援に参りますが、ご関心のおありの方がおられましたら、ぜひご一緒しましょう。一号・四号・五号君たちも応援に行くようです。現在は、ターボ選手や歌川選手、大野選手、美保選手など各団体の強豪とスパーを重ねている模様ですので、来週中に吉祥寺支部にて稽古風景を取材する予定です。
ディスカッション
コメント一覧
大森支部の小池です。
大森のゴールドジムでポスターを見て、行ってみようかなと思ってました。
是非ご一緒させて下さい。チケットの手配もして頂けるのでしょうか?
小池さん
ぜひご一緒しましょう!!
チケットには各種あるようです。どれが良いですか?
手配しますよ。メールを私宛にいただけますか?
末広先輩、トーナメント1回戦KO勝利です!
準決勝、2-0の判定で負けてしまいました…
決勝戦は
KAWASAKI選手VS水谷選手となりました
昨日、末廣選手が参加したトーナメントでは、いろいろ考えさせられました。
試合内容は、
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200606/25/index.html
末廣選手は、一回戦は左フックからの右ストレートでダウンを奪い、これが完全にきいていたため相手は立ち上がりましたが、同様のパンチで大の字になってしまいました。
二回戦の相手は結局優勝する選手でした。この選手相手に、2ラウンドまでは前蹴りで突き放し、パンチにはすべてカウンターを合わせ、組んでは膝蹴りを打ちこむといった具合で、何もさせずに圧倒していました。
ところがこの相手は最終ラウンドに、にやにや笑う挑発を行い、末廣選手が誘われたのかガードを下げたところにバックハンドをもらってしまいました。この後のパンチでダウンしてしまうのですが、そのラウンドにしても後半は末廣ペースでした。
全体を見渡しても、1,2ラウンドではポイントをとっていたのではないか、それならばドローではないかと思ったのですが、2-0の判定負けとなりました。
まあ、先日のサッカーの日本vsオーストラリア戦の最後の8分間のようなものでしょうか。相手の選手は、最後の手段として心理戦に持ち込んだわけで、試合巧者だと思いました。それにしても、30発は膝を食ったのに、よく耐えて決勝でもKO勝ちしたものです。
この結果を見ても、プロは技術よりもダウンを重視する(素人から見て分かりやすい試合を評価する)のだということなのでしょう。ムエタイは技術戦になりますが、それは「賭け」の対象であるという別の事情によります。チケットを買って来てくれる日本の大半のお客は技術よりも派手なKOを求めているのだと思います。
大道塾はアマチュアですので、判定にかんしてこのような配慮はないのですが、勉強になりました。