⑬格言
中国武術では歌訣などの詩でその流派の特徴を
あらわしていることがあるんですが
大道塾では「道場訓」や「大道無門」などが
それにあたると思います。
そこで、個人的に、好きな言葉や格言を
紹介したいと思います。
「それ剣は瞬息 心気力の一致」
北辰一刀流開祖の千葉周作の言葉です。
多分、司馬遼太郎の「北斗の人」の中にあったと思います。
千葉周作は剣術の神秘性を排して
合理的な教え方をした開明的な剣客だったようです。
たまに一撃のノックアウトシーンを見ますが、
その時にフッと頭に思い浮ぶ言葉です。
「先に開展を求め、後に緊湊に至る」
中国武術の拳訣の一つ
基本(最初は)は大きく正確に行い、上達するに至って鋭くコンパトになる。
といった意味合いです:
基本は大きく行いましょう。
「やってみせ 言って聞かせて させてみせ
ほめてやらねば 人は動かじ」
あまり、武道とは関係ないんですが、
山本五十六連合艦隊長官の言葉
それを、読んだときうーん納得と
思ってしまいました。
自分が下の立場の場合でも、
上の立場の場合でも両方とも
納得できる言葉です。
「なぐり愛」
多分週間格闘OLで読んだのかな?
大道塾をよく表していると思います。
皆さん好きな人が多いですからね。
「以武会友」
武道を通じて友と出会うと意味で、まさに、
ビジネスマンクラスを良く表している言葉です。
皆さんはどんな言葉が好きですか?
ディスカッション
コメント一覧
下村 博美
武術と格言はいろいろありますね。
確か少林寺拳法には「力愛不二」といって相手を愛することと力を行使することは不可分であるという考えみたいです。
五十六さん関係のねたでは「いまどきの若いものとはもうすまじ」も好きですね。
合気道では「合気道のあいは愛のあい、相手の気を合わせるから合気道なのだ」というのもありますしね?
とりあえず、空道の道場訓以外では好きですね?
気の抜けたところで、塚原朴伝の「無勝手流」も肩の力が抜けていてすきですし。
でも私の所属している某居合のように「常在戦場!」はしゃれになってませんがインパクトだけは一番ですかね?
黒ひよ
>「以武会友」
あ、これって「人と結びて有情を体し」ですよね!
私は何の宗教も持っていませんが、聖書の
「この朋輩黙さば石叫ぶべし」 ルカ伝19章40節
が好きです。
勇気を持たないと(黙っていては)ダメよ、でないと石だって叫ぶわよ、って意味なんです。
総本部 上田
初カキコです。
伊東さんの稽古ブログ楽しく拝見させていただいております。
自分が大道塾が好きなのは、「武林是一家」って感じがするところですね。
松原隆一郎
上田さん いつも掲示板を見てくれてありがとうございます。
みなさん、いろいろ好きな言葉があるのですね。私はなぜか語呂と意味とが合致してピンとくるものがなく、尋ねられていつも途方に暮れています。今回出してもらった言葉から選んでおこうかな・・
Re: 松原隆一郎
間違えましたので、削除しました。
上田
松原先輩のビジネスマンクラスへの情熱、ご自信の柔道やUWFへの出稽古などの努力にほんとに頭が下がります。
総本部では東先生、南條先輩の還暦に近いながらの自己研鑽などは、すべてのビジネスマンの人間の鑑であると思います。
先生と南條先輩には爺さんあつかいするなと怒られそうですが(笑)
伊東大地
>某居合のように「常在戦場!」
おっかないけど、武術が生活の一部ですね
しょっちゅう酔っ払っている私は多分
>「この朋輩黙さば石叫ぶべし」 ルカ伝19章40節
聖書からとは、博学ですね。私も、子供の頃に色々聞いたはずなんですが
>上田先輩、レスありがとうございます。
結構いろんな人が見てくれていて、うれしいやら恥ずかしいやら。
そんな、意味でも家族的ですよね。
>松原先輩
ちょっと意外ですね。色々知り過ぎだと選ぶのがたいへんかも知れませんね。
😀