第65‐①話マウント(覚え書き)

門間理良の黒帯への階段

16日の稽古で松原先輩や伊東先輩から教わったことを書いておきます。
あくまでも自分の確認用なので、寝技をよくご存知の皆さんは読み飛ばしてください。

★以下は相手の右体側に入り込む場合

1.始めの合図とともに相手の足を一瞬でつかみ、
一度左横にフェイクをかましてから、素早く相手の右横にでる。

2.横四方固めの体勢に入る。
(ポイント1)相手の胸に自分の胸をあわせる形で圧力をかける。
(ポイント2)単に相手の胸に自分の胸を上から乗せるのではなく、足裏で畳を踏ん張り、斜め下に向かってすりつぶす感覚で攻める。
(ポイント3)自分の右手は相手の左脚の道衣を掴んでいる。

3.マウント体勢になるときは、一度自分の下半身を相手の頭の方向に寄せる形をとる。
(注1)相手が脚を曲げて跨ぎを防ごうとしても、この体勢をとることで、相手の胴体と脚の間に自分の膝を突っ込むことができる。

4.マウント体勢になったら、相手に十分圧力をかけつつ、相手の腕を万歳させるようにしてマウントパンチ。
(注1)このとき、相手に襟を取られたら、相手の手を両側から挟みつけ押しつぶすようにしながら背筋力で引き離す。

★以下は相手の左腕に腕ひしぎをかける場合

5.相手の左腕を右手で取ったら、その腕を相手の顔面に押し付けながらのしかかる。
(注1)このとき、自分の左手を相手の顔の脇につけることで、圧力をかけやすい体勢にする。

6.自分の右脚で相手の顔をまたぐ際は、股間が相手から離れないようにする。
(注1)隙間を作ってしまうと、相手が逃げてしまう。

7.両脚でしっかりと相手の左腕を挟み込むと同時に、右脚で相手の首を刈るようにひきつける。

8.相手の親指を上にして、まっすぐに背筋を使って伸ばす。
(注1)相手が両手を握って腕を伸ばされないようにしたときは、
一度顔の方に腕を持っていくと手を切りやすい。