ビジネスマン戦記 – 試合編 3

ビジネスマン戦記

ビジネスマン戦記

文(実況解説以外):一号・西村知子
写真:松田智大先輩、一号・西村知子
ビデオ撮影:五号・嶋直美

試合実況

ビジネスマンクラス 4級以上 軽量の部
ぶちょーほさ二回戦

松並さんは、いきなりの左ストレートが冴える。

左ストレート連打が当たり、押し倒してマウントの体勢へ。相手選手が膝を入れてきたのでマウントは解けたが、スムーズな移行だった。

相手選手も速いフックを打ってくるが、松並さんの内側からのストレートの方が的確に当たっている。相手のセコンドは右構えの選手に対して「左に回って」と指示しているが、松並さんの方が先に右に出て、ストレートを的確に当てる。

最後に強烈に2発連続で当たって相手選手が顎が上がってのけぞったところで終了。優勢勝ち。部次長に昇進。

ビジネスマンクラス 4級以上 中量の部
野々山さん二回戦

相手選手の蹴りに対して野々山さんはジャブで牽制、右ストレートで前にどんどん出る展開。

組むと膝蹴り、突っ込んできたところを巴投げで上になり、極め。これは「倒れたところで直接顔面を殴った」という審判の判断で注意を受ける。

相手の前蹴りに対しても委細かまわず野々山さんは右ストレート狙い。相手選手の顎が大きく上がる。組むと強烈な頭突き合戦、道衣をつかんでお互いに牛のように頭をぶつけ合う。審判が止めなければ最後まで頭突き合戦をやっていたところか。

野々山さん有利かと思われたが蹴りがないためか引き分け、延長。

延長も野々山さんは右ストレート狙いを変えず、これに相手選手は右ローをパンチに合わせる作戦に出る。相手選手も負けておらず、強烈にインロー、アウトロー、回転しての後ろ蹴りと三連打。

対する野々山さんいきなりの右ストレートで応戦。しかし動きに少し疲れが見える。

延長は毛利選手の方が押していたようにも見えたが、3対2で野々山選手の判定勝ち。蹴りよりもパンチを評価するという判定基準をとったのだろう。

1回戦、2回戦の全試合が終了しました。
これより決勝戦が始まります

ビジネスマンクラス 4級以上 重量の部
伊東さん決勝戦

伊東さんは距離をつめてのジャブで牽制。これで距離を自分のものにする。

ローからのフェイントの右ストレートが当たり、組み合って後ろにバックドロップのようにして倒してそのままマウント、パンチで「効果」。流れるような寝技攻撃で「効果1」を取って有利に。

パンチの打ち合いは双方がワンツー、カウンターの右ローなどを駆使してハイレベルの戦いに。

延長で、伊東さんはフェイントのローからの右フック、相手のジャブに対して頭を下げながらカウンターの右ロー、相手のジャブに対して左ミドルと打ち分け始める。

相手選手も本来はうまく打ち分けているのだが、効果1の分だけ自分から攻勢に出るしかなく、伊東さんはカウンター狙いに絞る。

相手選手は後がないのでどんどん前へ出てくるが、ジャブ出したところを伊東さんが左ハイキックを顔に合わせてヒット。こうなると伊東さんは前に出ないままで迎撃の体勢、そのまま試合終了。カウンターで完封した試合内容だった。

伊東先輩、やりました!二連覇です

ビジネスマンクラス 4級以上 軽量の部
ぶじちょー決勝戦

塾長から指示があり、この試合から「自動延長はなし、本戦のみで決着」ということに。

松並さん、右へ右へ回って相手のローに対して左ストレートが当たり、相手が後ろに倒れる。「有効1」。下から相手選手が十字を狙うところを腕を外してそのままハーフガードで松並さんが上に乗る。

松並さんは顎を引いて非常にいい体勢、相手のジャブをバックステップでかわす。松並さん、そこから2発ストレートが入って、「効果」に近い。

相手選手はどんどん前に出てくるが、バックステップしながらこれを全てかわす。相打ちの体勢では、松並さんの方が内側からパンチが当たっているようだ。

ここで「有効1」のまま試合終了。松並さん、大きく肩で一度深呼吸。有効優勢勝ち、優勝。見事部長と黒帯に昇進です。

初出場にして、初優勝です!
部長、おめでとうございます!

ビジネスマンクラス 4級以上 中量の部
野々山さん決勝戦

野々山さんのパンチ対相手選手の蹴りという対照的な戦いに。

野々山さん、ワンツーでどんどん前に出る。相手選手は前蹴りで何とか止めようとするが、野々山さんの勢いは止まらない。後ろ蹴りがかなりの強さでレバーに当たったが、野々山さんは意に介さない様子。

組み合うと肘をお互いに打ち合い、引きずり倒して野々山さんが上に。ここで試合終了、野々山さんはほっとした表情に。しかし、判定は僅差で相手選手に。パンチの手数よりも蹴りの有効打を重視したということだろうか。野々山さん、見事なケンカ組み手で準優勝。

「固唾をのんで見守る応援団」

ビジネスマンクラス 5級以下 重量の部
小原さん決勝戦

小原さん、気合い十分。いきなり走るようにして前蹴りから右ロー。

相手選手もパンチをあてがっている、小原選手は一切構わず、走るように右ローを蹴ってはパンチ、肩から突っ込んで押す。

相手選手の右ローもかなり強烈、ガチンコのやり取りに。相手選手は蹴りを散らしているが、小原さんは関係なく右ローだけ連射。しかしだんだん疲れて、互いに中央で足を止めてパンチを打ち合う。

何とかお互いにローを蹴ろうとしている根性勝負。そこで相手選手がいきなり飛び上がって膝蹴り、そこから顔面殴打。これに「注意1」。ここで主審は決勝で「自動延長なし」なのにも関わらず、引き分け裁定。

延長、2人ともふらふらのまま開始。小原さんはやはりダッシュから右ロー。右ロー、右ロー、前蹴りで吹っ飛ばす。相手選手もパンチで応戦して押し戻すが、暴れるようにして小原さんが前に出る。このまま双方精魂尽き果てて、スローモーションのような殴り合いに。パンチとローの応酬で、お互いに疲労困憊。相手選手に顔面殴打の「反則1」があるので、延長戦で小原選手の勝ち。ご苦労様でした。

「え!勝ったの?」

こちらも初出場にして初優勝です!
おめでとうございます!!

全試合が終了し、いつもだったら全選手が揃って閉会式なのですが
今日は時間がなかったので優勝・準優勝の選手のみが集まっての表彰式が行われました。

「にっこり」

後ろではあわただしく撤収作業が行われる中、塾長を囲んで記念撮影です。

総本部BC チャンピオンズ!

その後、応援団もかけつけて胴上げです。
まずは小原さん

「わっしょい」

「とんでけー!!」

続いて部長

「昇進おめでとー!!」

「重いんじゃないの?」「持ち上がる?」という声が聞こえました。こんだけ力持ちがそろって何をおっしゃいますか!ラストは伊東先輩です

「どすこい!」

帰り際、コズミックスポーツセンターの前で、みんなで記念写真をとりました。

選手・応援団のみなさまお疲れさまでした!

(打ち上げ編へ続く…)