本日の稽古(4月20日(金)1部。指導:向山先輩)

門間理良の日々是空道

 参加者:一般部黄帯のKさん、青帯のSさん、門間の3名。
 以下、★印は向山先輩のアドバイスです。

1.準備運動(11時10分~)
★開脚時の正面への前傾は顔をあげて胸をつける感覚で。

2.基本稽古
★フックは相手の顎を打ち抜くように。軌道は平行に。

3.受け身など
(1)前回り受け身 2本
★ 畳で叩くのは手足同時に行うこと。「バンバン」と二度畳を叩く音がするようではダメ。

(2)えび 1本

(3)逆えび 1本
★(私ののた打ち回るような無様な逆えびを見て、)足を軸にして、身体をはねさせる感覚で押し出す。難しいから仕方ないが、この技はマウントで下になったとき、相手を前に押し上げると同時に動く際に重要なのでマスターするように。

4.投げ技から関節技への移行
(1)首投げ 左右10本ずつ
★空道の場合、オーソドックスは左構えなので、左からも投げが打てるように練習しよう。

(2)首投げの崩し方(右腕を首に巻いてくるケース)
①腰を密着させ、膝の裏を自分の膝で押して体勢を崩す。

【わき固め】
②相手の首を左前腕で制し、巻いてきた右手首あたりをもってはずす。
③右足を右斜め前方に半歩踏み込み、そのまま野球のスライディングの要領で腰を落とす。
④うつ伏せになった相手の首に左肘をあてがい、右腕で相手の右腕を極める。

★このほかに、①の体勢以後、相手の尻が畳についた状態から、裸絞、スリーパーホールド、片羽絞もとることが出来る。

【裸絞の例】相手の左頚動脈を絞める場合 
①自分の左手首の細くなった部分を頚動脈部分に当てる。
②左手に右手を添えて絞める。
★この時、自分の右膝は立て、左膝は相手の尻のあたりに密着させる(相手を後方に逃げさせないため)。

5.サンドバッグ(12時10分~12時15分)
サンドバッグ大小2本をつるして、叩く

6.マススパー(12時15分~30分 1分7R)
 ここで、Kさんが「せっかくだから軽くスパーをやりませんか」と提案。
私は昨日の稽古でパカパカやられていたためか、少し頭が痛かった。そこで「軽く(ここを強調した)やりましょう。1R1分で」とし、色帯3人で実施。
★常にガードを意識するように(蹴るときにガードが下がる傾向がある)。

 私は仕事の都合上12時30分で退出しました。
 マススパーで少し感覚を掴みかけ気がして(勘違いかもしれないが…)、いい稽古ができました。先輩、みなさん、ありがとうございました。押忍!